ある左利きの日記

左利きであることは内容には関係ありません。

言葉の意味を考えてみる。Sustainable について。

早くもサボり気味のブログです。
今回は思ったことをつらつらと書きます。
勉強したことではありません。


きっかけはとあるラジオ番組での森田真生さんの言葉。(筆者が尊敬する独立研究者。いつもその深い思考にしびれます。)
SDGsについてどう思われますか?との問いに、
「何をsustain するか、が問題。」

確かに。
もう一度、根本に立ち返ろうと思いました。


そもそも、「持続可能」ってあんまり前向きじゃないことに気が付きました。
向上するというよりは最低ラインをクリアするイメージ。
(もちろん訳語の問題もあるかもしれませんが、世界中で共有される強力なアイディアだから、訳語云々で揺らいではいけないと思うし日本語で思考することが間違ってるとも思わない。)

sustainable development goals という言葉の根底には、開発と持続が本来は相反するものであるという概念があるように思われ
ます。

でも、開発って、何かを「良くする」ためのものではないのでしょうか。
人間の暮らしを「良くする」と地球が「持続可能」でなくなってしまう。
なんとなく、ここに問題があるような気がします。(野生の感)

人の暮らしが良くなることで地球が損傷するなんて、人間の暮らしそのものに歪みがあるというか、見直す必要がある。

例えば生態系が微妙なバランスを保ちながら地球環境を維持していること。
人間はこの生態系に入ることもせず、かと言って共存すらできていない。
いち生物としての人間の在り方にもう少し注意を向けても良いのかも。


何をsustain するのか?目指すべき未来は何なのか?
良く考えないと。